辺波(読み)ヘナミ

デジタル大辞泉 「辺波」の意味・読み・例文・類語

へ‐なみ【辺波】

岸べに打ち寄せる波。へつなみ。
沖つ波―立つとも背子がみ舟の泊まり波立ためやも」〈・二四七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「辺波」の意味・読み・例文・類語

へ‐なみ【辺波】

〘名〙 海辺に寄せる波。岸辺にうち寄せる波。へつなみ。
万葉(8C後)三・二四七「沖つ波辺波(へなみ)立つともわが背子が御船の泊り波立ためやも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android