蹌踉・蹣跚(読み)よろけ

精選版 日本国語大辞典 「蹌踉・蹣跚」の意味・読み・例文・類語

よろけ【蹌踉・蹣跚】

〘名〙 (動詞「よろける(蹌踉)」の連用形名詞化)
① よろけること。
女工哀史(1925)〈細井和喜蔵〉一七「坑夫のヨロケやマッチ工の燐毒などと相俟って、女工肺病は」
風俗画報‐一一二号(1896)流行門「女袷〈略〉絞織お召にて其地色と抦はお納戸に斜算珠、同竪算珠、鉄に跟(ヨロケ)

よろ・ける【蹌踉・蹣跚】

〘自カ下一〙 よろ・く 〘自カ下二〙 からだが安定を失って、ころびそうになる。よろよろする。よろめく。〔日葡辞書(1603‐04)〕
洒落本・卯地臭意(1783)「ソソそれでも、ヨヨよろけるわな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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