精選版 日本国語大辞典 「跡目・後目」の意味・読み・例文・類語
あと‐め【跡目・後目】
〘名〙
※浄瑠璃・心中万年草(1710)中「親ご御隠居で、あとめをお継ぎなさる筈で」
② ①を相続すること。跡目相続。家督相続。跡式相続。
※御当家令条‐一・御旗本諸法度・寛文三年(1663)八月五日「一跡目之儀、養子は存生之内可レ致二言上一」
③ ①を相続する人。相続人。転じて、一般に後継者、後任者。〔文明本節用集(室町中)〕
※玉塵抄(1563)三「成王、〈略〉殷のあとめにせられたぞ」
④ あと。うしろ。しり。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報