足駄狭間(読み)あしださま

精選版 日本国語大辞典 「足駄狭間」の意味・読み・例文・類語

あしだ‐さま【足駄狭間】

〘名〙 城内から外部の敵を攻撃するために設けた窓である狭間(さま)一種。櫓(やぐら)の床の狭間の蓋(ふた)の板に鼻緒をすげ、足で引き上げて攻撃できるように造ってあることによる名。あしだはざま。
※築城記(1565)「矢ざまをきり、又足ださまを切べし」

あしだ‐はざま【足駄狭間】

〘名〙 =あしださま(足駄狭間)随筆・海録(1820‐37)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android