賤奴(読み)センド

デジタル大辞泉 「賤奴」の意味・読み・例文・類語

せん‐ど【×賤奴】

召し使い。しもべ奴隷

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「賤奴」の意味・読み・例文・類語

せん‐ど【賤奴】

〘名〙
① しもべ。やっこ。召し使い。奴隷。
真政大意(1870)〈加藤弘之〉上「其外昔時欧州に賤奴と云ふ者がありて〈略〉実に牛馬同様に駆役されて」
② 人を卑しめていう語。
露団々(1889)〈幸田露伴〉一五「紳士紳士、賤奴(センド)乱拳を紳士の頭に加へたるにあらずや」

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