駆役(読み)クエキ

デジタル大辞泉 「駆役」の意味・読み・例文・類語

く‐えき【駆役】

[名](スル)追い立てて使うこと。こき使うこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「駆役」の意味・読み・例文・類語

く‐えき【駆役】

〘名〙 追いたてて使うこと。しいて働かせること。駆使
続日本紀‐天平神護元年(765)三月丙申「勢力之家駈百姓
※暴夜物語(1875)〈永峰秀樹訳〉驢牛雇夫の寓言「雇夫乃はち驢馬を駆役したるに」 〔潘岳‐在懐県作詩〕

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普及版 字通 「駆役」の読み・字形・画数・意味

【駆役】くえき

人を追いたてて使う。赴かせる。〔論衡、対作〕案ずるに六略の書、三千惡、拓、慢を驅役し、善に(みちび)き正に歸せしむるに便なるを期す。

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