豊後高田[市](読み)ぶんごたかだ

百科事典マイペディア 「豊後高田[市]」の意味・わかりやすい解説

豊後高田[市]【ぶんごたかだ】

大分県国東(くにさき)半島西部の市。1954年市制。中心市街は中世以来築城が繰り返されたが城下町として発展するには至らなかった。明治以後は半島西部の行政,商業,バス交通の中心。国道213号線が通じる。農業が主で,米作のほかネギ,タバコミカン,茶の栽培海岸ではハマグリノリ養殖が行われる。工業ではIC関連企業の進出もみられる。富貴(ふき)寺,藤原期の木彫仏像をもつ伝乗寺(真木大堂),熊野磨崖仏史跡)などがある。2005年3月西国東郡真玉町,香々地町を編入。206.24km2。2万3906人(2010)。

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