諸点・両点(読み)もろてん

精選版 日本国語大辞典 「諸点・両点」の意味・読み・例文・類語

もろ‐てん【諸点・両点】

〘名〙
和歌評点で、左右の肩に打つ点。
※土御門院御百首(1216)「能々御覧じわけて御点申請べく候。片点諸点いますこしの事も大切也」
漢文訓点のつけ方で、左側返り点右側に送りがなを付すること。また、その点。⇔片点(かたてん)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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