精選版 日本国語大辞典 「見掛」の意味・読み・例文・類語
みせ‐か・ける【見掛】
〘他カ下一〙 みせか・く 〘他カ下二〙
① 相手にわざわざ見せる。みせびらかす。みせつける。
② 実際はそうでないのに、それらしく見えるようにする。相手によく見られるようにうわべをつくろう。
み‐か・ける【見掛】
〘他カ下一〙 みか・く 〘他カ下二〙
① 目にとめる。みとめる。
② めざす。また、見込む。あてにする。
※浮世草子・好色一代男(1682)三「銘々に宿を持て有りながら旅人を見懸(カケ)てあつまるよし」
みえ‐がかり【見掛】
〘名〙 見つけしだい。
※歌舞伎・心謎解色糸(1810)四幕「話がならざア見えがかり、預けてなりと出入をするが」
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