襄陽(韓国)(読み)じょうよう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「襄陽(韓国)」の意味・わかりやすい解説

襄陽(韓国)
じょうよう / ヤンヤン

韓国(大韓民国)、江原道(こうげんどう/カンウォンド)襄陽郡(面積628.68平方キロメートル、人口2万9079、2000)にある日本海沿岸に位置する邑(ゆう)(町)。人口1万2726(2000)。郡庁所在地。南大川流域の平野で、米、野菜、果物などが栽培される。南大川のアユはこの地域の特産物である。東海高速道路が南北へ走り、寒渓嶺(かんけいれい)を通じて嶺西地方と連絡される。西部には国内第一の襄陽鉄鉱山があり、造山里と洛山(らくさん)に海水浴場がある。自然観光資源の開発に乗り出し、観光収入が増加しつつある。

[邢 基 柱]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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