裸町(読み)はだかまち

日本歴史地名大系 「裸町」の解説

裸町
はだかまち

[現在地名]笠間市笠間

城下の南東に位置する武家屋敷町で、さくら町の桝形からおもて町入口まで一町四七間(「里数改帳」茨城県歴史館蔵)。寛永年間(一六二四―四四)大和田おおわだ住民を移して組屋敷としたのが始まりで、延享四年(一七四七)には御家中屋敷が三四戸あり(「笠間求古尋論」小田家文書)、弘化三年(一八四六)には徒士並以上一四戸、坊主以上二一戸、組方二五戸などで、藩士七七名が居住した(「笠間名前帳」榎並家蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報