被衣初(読み)かずきぞめ

精選版 日本国語大辞典 「被衣初」の意味・読み・例文・類語

かずき‐ぞめ かづき‥【被衣初】

〘名〙 (「かつぎそめ」とも) 江戸時代まで京都地方に行なわれた女子風習五歳から七歳の頃、初めて外出被衣(かずき)を被らせる儀式。一一月に吉日を選んで行なうのを例とした。《季・冬》
女重宝記(元祿五年)(1692)三「はかま着かづき初(ソメ)五さいの正月たるべし」

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