表具師幸吉(読み)ひょうぐし こうきち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「表具師幸吉」の解説

表具師幸吉 ひょうぐし-こうきち

1757-1847 江戸時代後期の発明家,表具師
宝暦7年生まれ。備前(岡山県)児島郡八浜村の旅宿屋の次男。鳥の飛翔を観察して,人間の空中飛行計画。翼をつくり飛行をこころみたが,世間をさわがす者として追放された。遠江(とおとうみ)(静岡県)見附宿にうつりすみ,晩年をおくったという。弘化(こうか)4年8月21日死去。91歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android