行変（読み）ゆきかわる

精選版 日本国語大辞典

ゆき‐かわ・る ‥かはる【行変】

〘自ラ四〙 進んで行って、他のものと変わる。物が時を経過して改まる。年月などが移り変わる。

※万葉（８Ｃ後）一一・二七九二「玉の緒のうつし心や年月の行易(ゆきかはる)まで妹に逢はざらむ」

※源氏（1001‐14頃）薄雲「年の内ゆきかはる時々の花、紅葉、空のけしきにつけても、心のゆく事も、し侍りにしがな」

出典　精選版 日本国語大辞典