藤原寛子(3)(読み)ふじわらの かんし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原寛子(3)」の解説

藤原寛子(3) ふじわらの-かんし

1036-1127 平安時代中期,後冷泉(ごれいぜい)天皇皇后
長元9年生まれ。藤原頼通(よりみち)の娘。母は藤原祇子(ぎし)。永承5年(1050)女御(にょうご),翌年皇后となる。藤原歓子の立后により中宮(ちゅうぐう)にうつり,のち皇太后,太皇太后。四条后,宇治大宮とよばれる。「皇后宮春秋歌合」などを主催した。大治(だいじ)2年8月14日死去。92歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android