精選版 日本国語大辞典 「薄汚」の意味・読み・例文・類語
うす‐よご・れる【薄汚】
〘自ラ下一〙 うすよご・る 〘自ラ下二〙 (多く助動詞「たり」「た」、助詞「て」などを伴って) どことなく汚なくなる。なんとなく汚ない感じである。うそよごれる。
うそ‐よご・れる【薄汚】
〘自ラ下一〙 うそよご・る 〘自ラ下二〙 (「うそ」は接頭語) どことなくよごれている。うすぎたない感じである。うすよごれる。
※浮世草子・好色一代男(1682)五「うそよごれたる㒵(かほ)より、泪(なみだ)をこぼし」
うそ‐ぎたな・い【薄汚】
〘形口〙 (「うそ」は接頭語。「うそきたない」とも) なんとなく汚い。どことなく汚らしい。うす汚い。
※歌舞伎・矢の根(1729)「恵比須は身持ちがうそぎたない」
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