デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅野序遊(2代)」の解説 菅野序遊(2代) すがの-じょゆう 1784-1841 江戸時代後期の浄瑠璃(じょうるり)三味線方。天明4年生まれ。初代菅野序遊の子。一中節(いっちゅうぶし)菅野派の家元。父と同様河東(かとう)節の三味線方から一中節にうつる。6代都太夫(みやこだゆう)一中の後継者争いに反発,天保(てんぽう)10年菅野派をたてた。茶,俳諧(はいかい),篆刻(てんこく)などにもすぐれた。天保12年1月10日死去。58歳。江戸出身。前名は山彦文次郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
朝日日本歴史人物事典 「菅野序遊(2代)」の解説 菅野序遊(2代) 没年:天保12.1.10(1841.2.1) 生年:天明4(1784) 江戸中・後期の一中節菅野派の家元。初代の子。父と同じく河東節の三味線方山彦文次郎から一中節に転向して2代目序遊を継いだ。茶,俳諧,書などにも優れていた。6代目都一中の後継者が定まらず紛議したのに反発して,天保10(1839)年都派から分かれて菅野派を立てた。 (吉野雪子) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報