菅引村(読み)すげひきむら

日本歴史地名大系 「菅引村」の解説

菅引村
すげひきむら

[現在地名]中伊豆町菅引

菅引川の上流にあり、北は中原戸なかはらと村。文禄三年(一五九四)七月に検地が行われ(明治元年「村明細帳」江川文庫蔵)検地帳に「大見之谷菅引村」とあったと伝える(増訂豆州志稿)。延宝四年(一六七六)の高一五一石余(「伊豆国中拾組高寄帳」石橋家文書)元禄(一六八八―一七〇四)初年の新田高一石(元禄初年高帳)。江戸時代初期は幕府領、安永七年(一七七八)相模荻野山中藩領となり幕末まで続いた(韮山町史)助郷八幡はつま村に同じ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android