天城(読み)あまぎ

改訂新版 世界大百科事典 「天城」の意味・わかりやすい解説

天城[町] (あまぎ)

鹿児島県大島郡,徳之島北西半を占める町。人口6653(2010)。東は井之川岳(645m)を最高峰とする山岳地帯で,西は東シナ海に面する。海岸段丘が発達し,段丘上は基幹産業のサトウキビを主とする畑地となっている。サトウキビの生産額は奄美諸島中第1位である。和牛,豚などの畜産,野菜栽培が盛ん。中心地の平土野(へどの)には沖永良部(おきのえらぶ)航路のフェリーが寄港する。浅間の海岸部には徳之島空港があり,鹿児島空港との間をジェット機で結ぶ。海岸線は南の海食崖,北のサンゴ礁と変化に富み,ムシロ瀬,犬門蓋(いんのじようふた)など名所があり,奄美群島国定公園の一部となっている。
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デジタル大辞泉プラス 「天城」の解説

天城

大日本帝国海軍の航空母艦。雲龍型空母。1944年8月竣工。1945年の呉大空襲により損傷沈没

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「天城」の意味・わかりやすい解説

天城
あまぎ

雲竜型航空母艦」のページをご覧ください。

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