デジタル大辞泉
「荒海」の意味・読み・例文・類語
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あら‐うみ【荒海】
〘名〙
① 波が荒い海。あるみ。
※枕(10C終)
二三「北のへだてなる御障子は、あらうみの絵
(かた)、生きたる物どものおそろしげなる、
手長足長などをぞかきたる」
※雑俳・柳多留‐四二(1808)「荒海や闇を着て寝る
楽屋番」
ある‐み【荒海】
〘名〙 (「あらうみ」の変化した語) 荒れている海。波の荒い海。荒れ狂う海。
※
万葉(8C後)一五・三五八二「
大船を安流美
(アルミ)に出だしいます君つつむ事なく早帰りませ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報