二三(読み)にさん

精選版 日本国語大辞典 「二三」の意味・読み・例文・類語

に‐さん【二三】

〘名〙
① ふたつみっつ。少ないにいう語。いくらか。すこし。
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「其衷(ちう)を探れば、則ち彼は其心を二三(ニサン)(〈注〉ウワキ)にし、(せう)は一つに貞堅を播(と)る」
② 二と三。
③ 江戸時代に、遊里で用いられた客の替名(かえな)。五兵衛、五郎兵衛などの「五」を分解したものという。
※浮世草子・好色一代女(1686)一「長崎屋出羽あげづめにせし二三といへる男」
④ 藤八拳(とうはちけん)のこと。二人が対座して、庄屋鉄砲に見たてた三種類の両手のかたちによって勝負を決するところから、その「二」と「三」をとっていう。

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デジタル大辞泉 「二三」の意味・読み・例文・類語

に‐さん【二三】

ふたつみつ。数の少ないことをいう。いくつか。「二三質問をしたい」
[類語]少ない小勢少数小人数無勢少し少しく少少ちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干少量僅僅きんきんわずか数えるほどたったただたかだかしばらくなけなし低い手薄少なめ内輪軽少軽微微弱微微微少僅少きんしょう些少さしょう最少微量ちびちび一つまみ一握り一抹一息紙一重すずめの涙鼻の差残り少ないちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

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