荒川高原(読み)あらかわこうげん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「荒川高原」の意味・わかりやすい解説

荒川高原
あらかわこうげん

岩手県北上高地(きたかみこうち)の中央部、遠野市(とおのし)にある高原。荒川渓流の上流宮古(みやこ)市と境を接する。標高700ないし1070メートルほどのなだらかな隆起準平原で、約2000ヘクタールが牛馬放牧地となり、牧歌的風景が展開する。シロバナシャクナゲダケカンバ群落もあり、一ツ石山の西側は自然景観保護地区に指定。大規模林道が開通して以来、畜産と観光の発展が進められている。

[川本忠平]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

事典・日本の観光資源 「荒川高原」の解説

荒川高原

(岩手県遠野市)
美しい日本の歴史的風土100選 準100選」指定の観光名所。

出典 日外アソシエーツ「事典・日本の観光資源」事典・日本の観光資源について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android