草鞍(読み)くさぐら

精選版 日本国語大辞典 「草鞍」の意味・読み・例文・類語

くさ‐ぐら【草鞍】

〘名〙 雑用に使う馬に載せる鞍の一種馬背にあたるところに設ける山形(やまがた)を稲の苗、または枯れ藁(わら)で造り、二個の堅木にしばりつける。多く耕作、または草刈りの時に用いる。
※甲乱記(1646)「あやしげ成夫馬一疋尋出し。草鞍をしき、是に打乗せ奉る」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android