苫小牧町(読み)とまこまいちよう

日本歴史地名大系 「苫小牧町」の解説

苫小牧町
とまこまいちよう

大正七年(一九一八)一月から昭和二三年(一九四八)三月までの勇払ゆうふつ郡の町。苫小牧村が二級町村のまま苫小牧町と改称して成立。村制時の七大字継承。大正七年市街地(現在の駅前本通から苫小牧川までの区間)区画整理を実施、五通(大通・一条通・二条通・三条通・新一条通)を設定、市街地二番目の苫小牧東尋常小学校を開校(大正一〇年高等科併置)。大正八年四月一日に一級町村制施行。同九年王子製紙専用の上水道設置、同一〇年苫小牧駅前郵便局開設。同年五月一日コイノボリ大火が発生(一千七戸焼失)、市街地の東方移動が始まり、中心地ははま町・さいわい町からほん町・おお町に移る(以上「苫小牧市史」)。同年の職業別戸数は農業一三〇・漁業一一二・商業三五七・工業一四〇・雑業六七九・日雇その他二千四七九(同一一年「苫小牧町勢一班」苫小牧市立中央図書館蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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