苦栗茸(読み)ニガクリタケ

デジタル大辞泉 「苦栗茸」の意味・読み・例文・類語

にが‐くりたけ【苦××茸】

モエギタケ科の毒キノコ。春から秋にかけ、枯れた幹や倒木群生全体クリタケに似るが、やや小さく、硫黄色を帯びる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「苦栗茸」の意味・読み・例文・類語

にが‐くりたけ【苦栗茸】

〘名〙 担子菌類モエギタケ科の毒キノコ。世界に広く分布し、四季を通じて普通針葉樹の切株、倒木、朽木の幹などに叢生する。食用キノコのクリタケに似ているがやや小さく、傘は径二~五センチメートル。全体に硫黄色を帯びクリタケのように茶褐色を呈することはない。やなぎたけ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android