若狭昆布(読み)わかさこんぶ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「若狭昆布」の意味・わかりやすい解説

若狭昆布
わかさこんぶ

若狭国福井県小浜(おばま)で加工された昆布。小浜は、中世以来北海道の宇須岸(うすけし)(函館(はこだて))との間に商船往来があり、北海道産の蝦夷(えぞ)昆布が運ばれ、小浜で加工されて若狭昆布の名で全国に販売された。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android