デジタル大辞泉
「花香」の意味・読み・例文・類語
はな‐が【花香】
1 におい。いろつや。人を引きつける美しさをいう。転じて、心ばえ。
「頭を頭と敬ひし礼義ぞ仲間の―なる」〈浄・博多小女郎〉
2 花の香気。また、茶の芳しい香気。
「これ茶を一つ参らぬか、―一つとさし出だす」〈浄・浪花鑑〉
か‐こう〔クワカウ〕【花香】
1 花の香り。
2 仏前、霊前にそなえる花と香。
「仏に―奉り」〈盛衰記・二〉
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か‐こう クヮカウ【花香】
〘名〙
② 仏前、霊前にそなえる花と香。
香花。
香華(こうげ)。
※
本朝文粋(1060頃)一四・為覚運僧都四十九日願文〈
大江以言〉「花香梵唄之荘厳、亦在
二南嶽之光儀
一」
か‐きょう クヮキャウ【花香】
※
日葡辞書(1603‐04)「Quaqiǒ
(クヮキャウ)。ハナノ ニヲイ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「花香」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報