芋茎(読み)いもじ

精選版 日本国語大辞典 「芋茎」の意味・読み・例文・類語

いも‐じ【芋茎・

〘名〙 (「いもし」とも) =いもがら(芋幹)〔十巻本和名抄(934頃)〕
物類称呼(1775)三「 いも〈〉芋の にて、いもじといふ 東国にて、ずいきと云」

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デジタル大辞泉 「芋茎」の意味・読み・例文・類語

ずいき【芋茎/芋苗】

《語源未詳》サトイモ葉柄。ふつう、赤茎のものを酢の物・煮物などにして食べる。干しずいきは、いもがらという。 秋》「―さく門賑はしや人の妻/太祇

いも‐じ【芋茎】

《古くは「いもし」》「芋幹いもがら」に同じ。
「―、荒布あらめも、歯固めもなし」〈土佐

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普及版 字通 「芋茎」の読み・字形・画数・意味

【芋茎】うけい

芋の茎。

字通「芋」の項目を見る

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