自力念仏(読み)ジリキネンブツ

デジタル大辞泉 「自力念仏」の意味・読み・例文・類語

じりき‐ねんぶつ【自力念仏】

仏語阿弥陀仏本願の力によらず、自分の力で往生を遂げようという心で唱える念仏。⇔他力念仏

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「自力念仏」の意味・読み・例文・類語

じりき‐ねんぶつ【自力念仏】

〘名〙 仏語。阿彌陀如来の本願の力によらないで、自分の力で往生を得ようという自力の心で唱える念仏。
歌舞伎傾城壬生大念仏(1702)上「大蔵聞、『いやさ、姫がのは自力念仏で役に立たぬ。内々宝蔵に有地蔵(ぼさつ)を取出し、諸人に拝ませよ』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android