諸人(読み)モロビト

デジタル大辞泉 「諸人」の意味・読み・例文・類語

もろ‐びと【諸人】

《古くは「もろひと」》多くの人々。たくさんの人。衆人
[類語]万人衆人大方一般世間世人せじん世俗公衆

しょ‐にん【諸人】

多くのいろいろな人。しょじん。
[類語]万人衆人大方一般世間世人せじん世俗公衆

しょ‐じん【諸人】

しょにん(諸人)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「諸人」の意味・読み・例文・類語

しょ‐にん【諸人】

〘名〙 多くのさまざまな人。世間一般の人々。衆人。しょじん。
※観智院本三宝絵(984)下「国王大臣よりはじめて諸人の来訪事かずなし」
浮世草子好色一代男(1682)五「広ひ京にもならびなき、小草履取、諸人(ショニン)の目にたつ僕(でっち)也」 〔梁書‐劉顕伝〕

もろ‐びと【諸人】

〘名〙 (古くは「もろひと」) もろもろの人。多くの人。衆人。
仏足石歌(753頃)「御足跡作る 石の響きは 天に到り 地さへ揺すれ 父母がために 毛呂比止(モロヒト)のために」 〔日葡辞書(1603‐04)〕

しょ‐じん【諸人】

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