腸管(読み)ちょうかん

精選版 日本国語大辞典 「腸管」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐かん チャウクヮン【腸管】

〘名〙 動物がとりいれた食物吸収・消化する器官を総合していう。ふつう、咽頭に続く部分から肛門に至る器官をいい、動物の種類によって名称が異なる。
※モダン化粧室(1931)〈ハリー牛山〉「之は唯食物残渣が腸管を滑かに通過する様に働くのであります」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「腸管」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐かん〔チヤウクワン〕【腸管】

消化管」に同じ。また特に、小腸大腸のこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「腸管」の解説

腸管

 腸.小腸,大腸に分けられ,小腸は,さらに十二指腸空腸回腸に,大腸は盲腸,上行結腸,横行結腸,下行結腸,S状結腸,直腸に分けられる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android