脂水(読み)しすい

精選版 日本国語大辞典 「脂水」の意味・読み・例文・類語

し‐すい【脂水】

〘名〙 脂粉を洗い落とした水。油ぎったあかの水。
浄瑠璃・本朝三国志(1719)四「今も高津の高き屋に、のぼりて見ればけふり立、らんじゃのかほりよこ折れて、しすいを流す堀江川」 〔杜牧阿房宮賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「脂水」の読み・字形・画数・意味

【脂水】しすい

化粧を洗い落とした水。唐・杜牧〔阿房宮の賦〕渭に膩(じ)(油)を漲(みなぎ)らすは、脂水をつるなり。

字通「脂」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android