能書筆を選ばず(読み)のうしょふでをえらばず

精選版 日本国語大辞典 「能書筆を選ばず」の意味・読み・例文・類語

のうしょ【能書】 筆(ふで)を選(えら)ばず

字を書くことがすぐれている人は、筆の良し悪しは問題にしない。自分が上手にできないのを用具のせいにすることを戒めたことば。弘法(こうぼう)筆を選ばず。〔随筆独寝(1724頃)〕 〔丹鉛総録〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ことわざを知る辞典 「能書筆を選ばず」の解説

能書筆を選ばず

書にすぐれている人は、筆のよし悪しは問題にしない。一般に下手な者が用具のせいにするのを戒めたことば。

[類句] 弘法筆を選ばず

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android