罰が当たる(読み)ばちがあたる

精選版 日本国語大辞典 「罰が当たる」の意味・読み・例文・類語

ばち【罰】 が 当(あ)たる

悪行の報いとして、神仏から現世で苦しみを与えられる。
※土井本周易抄(1477)一「易を読めば、罰が当るなんどと云ぞ」
② 歌舞伎で、実役が敵役に打たれる場面などに、観客が発することば。
※黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)中「きりおとしから、ばちがあたるといふ場だ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

線状降水帯

線状に延びる降水帯。積乱雲が次々と発生し、強雨をもたらす。規模は、幅20~50キロメートル、長さ50~300キロメートルに及ぶ。台風に伴って発達した積乱雲が螺旋らせん状に分布する、アウターバンドが線状...

線状降水帯の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android