繁吹・飛沫(読み)しぶき

精選版 日本国語大辞典 「繁吹・飛沫」の意味・読み・例文・類語

しぶき【繁吹・飛沫】

〘名〙 (動詞「しぶく(繁吹)」の連用形名詞化)
雨風②がはげしく吹きつけること。また、その吹きつける雨。
※俳諧・西鶴大句数(1677)三「しふきのかかる露時雨行 此捨子なくより外はきりぎりす」
液体または液体状のものがこまかく飛び散ること。また、その水滴
高野聖(1900)〈泉鏡花一六「向う岸の(シブキ)に濡れて黒い、滑かな大きな石へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android