網元・網本(読み)あみもと

精選版 日本国語大辞典 「網元・網本」の意味・読み・例文・類語

あみ‐もと【網元・網本】

〘名〙
漁網所有者、または漁労経営者。船を使う網漁では船元(ふなもと)を兼ねることがあり、網子を使って漁業を行なう。網主。⇔網子
② 漁網の中心部。また、その近辺
慶長見聞集(1614)一「七艘に取乗大海へ出て網をかけ、両方三艘づつ、引分大綱を引、一艘はことり船と名付網本に有て左右の綱の差引する」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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