取乗(読み)とりのる

精選版 日本国語大辞典 「取乗」の意味・読み・例文・類語

とり‐の・る【取乗】

〘自ラ四〙 (「とり」は接頭語)
① 乗り物に乗る。
※延慶本平家(1309‐10)一本「惣じて四人一車に取乗てぞ参りける」
話題を受け取って、積極的にそれに参加してゆく。
浮世草子傾城色三味線(1701)鄙「堺で一芝居して見たき相談しかくれ共、『じせつあしき』とて取のらねば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android