デジタル大辞泉
「絵銭」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
え‐せん ヱ‥【絵銭】
〘名〙 江戸初期から
民間で作った円形方孔の銭貨型のおもちゃの金。主として、
えびす、大黒、
七福神、駒曳
(こまひき)などの
絵画を描いているのでこの名があるが、
念仏、
題目など
文字だけのものもある。素材は銅または鉄。得財招福の信仰対象として発生したものだが、江戸後期には、これらの外に子供のめんこや
石けり遊びの
用具として厚手または大形のものも作られるに至った。えぜに。〔
地方凡例録(1794)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報