絵元結(読み)えもとゆい

精選版 日本国語大辞典 「絵元結」の意味・読み・例文・類語

え‐もとゆい ヱもとゆひ【絵元結】

〘名〙 幅広元結一種。鳥の子紙を太くたたみ、両端に芯(しん)を入れて金箔(きんぱく)を押し、種々の色で松、竹、鶴、亀などを描いたもの(随筆貞丈雑記(1784頃))。いれもとゆい。大もとゆい。けしょうもとゆい。
宣胤卿記‐永正八年(1511)二月二七日「絵元結一結」

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