細間村(読み)ほそまむら

日本歴史地名大系 「細間村」の解説

細間村
ほそまむら

[現在地名]大利根町細間・新利根しんとね

砂原すなはら村の南に位置し、村の西を古利根川が流れる。村名は寛永(一六二四―四四)麦倉むぎくら(現北川辺町)の小名細間の村民が開墾したことにちなむという(風土記稿)。鶏足寺世代血脈(栃木県鶏足寺蔵)には貞治年中(一三六二―六八)に武州太田おおた庄細間普門寺において伝法灌頂が行われたことが伝えられているが、この細間が当村か麦倉村のものかは不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android