紅顔(読み)コウガン

デジタル大辞泉 「紅顔」の意味・読み・例文・類語

こう‐がん【紅顔】

年が若く血色のよい顔。「紅顔美少年」「あしたには紅顔ありて夕べには白骨となる」
[類語]美顔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「紅顔」の意味・読み・例文・類語

こう‐がん【紅顔】

〘名〙 年若く血色のよい顔。紅色の美しい容貌。
万葉(8C後)五・七九四・右詩序文「紅顔共三従長逝、素質与四徳永滅」
※和漢朗詠(1018頃)下「朝に紅顔あって世路に誇れども、暮に白骨となって郊原に朽ちぬ〈藤原義孝〉」

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普及版 字通 「紅顔」の読み・字形・画数・意味

【紅顔】こうがん

少年。血色のよい若者。唐・劉希夷白頭を悲しむ翁に代る〕詩 言を寄す、紅顏の子 應(まさ)にれむなるべし、死白頭の

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