血色(読み)ケッショク

デジタル大辞泉 「血色」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しょく【血色】

顔の色つや。顔色。「血色のいい顔」
血の色。血のように赤い色。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「血色」の意味・読み・例文・類語

けっ‐しょく【血色】

〘名〙
① 血の色。また、血のような赤い色。〔白居易琵琶行
② 顔色。顔のいろつや。血気
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「先その顔を物に譬へて言(いは)うなら、張子のお達摩さんへ雨漏のかかったところを、家の中病気(よんよひ)が踏つぶしたといふ血色(ケッショク)だったらう」

ち‐いろ【血色】

〘名〙
① 血の色。または、血のような色。
※俳諧・糸屑(重安編)(1675)二「矢のあたる跡や血色に染鹿子〈友勝〉」
② 顔、体の色つや。けっしょく。
源おぢ(1897)〈国木田独歩〉中「血色(チイロ)なき顔を曝(さら)して戯れす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

占い用語集 「血色」の解説

血色

顔上に表れる様々な色のこと。人相学上で対応した位置により、身体調子や未来予知に使われる。ほんのりピンク色をしていると「吉」、逆に青かったり暗かったりすると「凶」と判断する。

出典 占い学校 アカデメイア・カレッジ占い用語集について 情報

普及版 字通 「血色」の読み・字形・画数・意味

【血色】けつしよく

顔色。

字通「血」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android