精選版 日本国語大辞典 「糸切」の意味・読み・例文・類語
いと‐きり【糸切】
〘名〙
※利休客之次第(1587)「茶入の口つき、内の体、土くすり、くすりとまり、いときりのやうす、不レ残見て」
② =いとぞこ(糸底)
③ 「いときりだんご(糸切団子)」の略。
④ 料理で、野菜などを糸のように細く切ること。そのように切ったもの。また、糸を巻いて切ること。
いとっ‐きり【糸切】
※迂鈍(18C‐19Cか)仕形猿「『おあをむき被レ遊』『こうか』『もそっと』〈略〉『こうか。もう是が糸っ切だ』」
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