粟殿村(読み)おうどのむら

日本歴史地名大系 「粟殿村」の解説

粟殿村
おうどのむら

[現在地名]桜井市大字粟殿

三輪みわ村と桜井・河合かわい両村間に立地。文禄四年(一五九五)の和州城上郡粟殿村御検地帳(粟殿の堀江家文書)によれば、検地奉行は小堀新助、上々田四〇町二反九畝、上田六町八反四畝二〇歩、中田四町九畝一〇歩、下田一町一反一畝一五歩、上畠一町四反二畝二〇歩、中畠一町二反六畝二〇歩、下畠三反一畝一五歩、屋敷八反三畝二八歩、田畠居屋敷合五六町一反九畝八歩、分米合八五五・二八八石(内永荒一二・一九五石)とあり、小字は北横田きたよこだ・からすつじかいと・あと・まるばし・きやうし・よこ・ちやうかく・茶屋ちややまえ・はせ川田がわだ今井崎いまいざき・くものうえ・南くものうえ・なかくろ・なつめ・西なつめ・さんのつぼ・だいとろ・まえふけ・ひがしいんでんだいもん(屋敷あり)平塚ひらづか・下平塚二神ふたつがみ十二所じんしよ北川原きたがはら・ほりさとかいと・はせ川となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報