米沢町薬研堀埋立地(読み)よねざわちようやげんぼりうめたてち

日本歴史地名大系 「米沢町薬研堀埋立地」の解説

米沢町薬研堀埋立地
よねざわちようやげんぼりうめたてち

[現在地名]中央区東日本橋ひがしにほんばし一―二丁目

米沢町二―三丁目の西にあり、北は米沢町一丁目、西は武家地、南東は道を隔てて薬研堀に接する片側町。明和八年(一七七一)頃に薬研堀は大部分の埋立が終わり、米沢町西裏の南北の堀筋跡に町屋の米沢町薬研堀埋立地が起立された(沿革図書)。安永三年小間附町鑑によると小間は田舎間九一間三尺、安永四年(一七七五)以降上納金を納めた。名主横山よこやま町三丁目と同じ。医者が多かったことから、この辺りは医者町ともよばれた(新撰東京名所図会)。文政七年(一八二四)の江戸買物独案内には鼈甲水牛女小間物細工所・艾問屋の四ッ目屋忠兵衛、伽羅油・水油・松金香・蝋燭屋で両替も営む児島千歳、雛人形・小間物塗物問屋伏見屋宇兵衛、地本問屋近江屋平八、諸国茶問屋松寿軒井筒屋利助本店、御蹴鞠御沓師霰屋利助、鑷細工所白銀師忠蔵がみえ、さらに両国広小路を控えて草加屋安兵衛・川口忠七など料理屋が多く、京都八橋煎餅の店もあった(天明年間「江戸町中喰物重宝記」・嘉永五年「江戸名物酒飯手引草」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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