篠森村(読み)ささもりむら

日本歴史地名大系 「篠森村」の解説

篠森村
ささもりむら

正保二年(一六四五)の津軽郡之絵図によれば、弘前城下北西にあり、東は中崎なかざき村、西は高杉たかすぎ村、北東三世寺さんぜじ村、南東町田まちだ村、南は独狐とつこ村に囲まれ高杉村より三世寺村への街道より少し南へはずれた所に描かれる。

天文年間(一五三二―五五)の津軽郡中名字に「篠森さヽもり」とある。「津軽一統志」によれば、藩祖津軽為信の津軽統一に力のあった功臣たちの「垣上かきあげ(館か)の一として、「篠森 勘解由」がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android