立蹴(読み)たちげ

精選版 日本国語大辞典 「立蹴」の意味・読み・例文・類語

たち‐げ【立蹴】

〘名〙 低い姿勢でいるものを立ったまま蹴ること。
歌舞伎傾城浅間嶽(1698)上「少し越度ありしとて侍たる某を立蹴(たちげ)に蹴た」
浄瑠璃源平布引滝(1749)三「死骸を立蹴(ゲ)にはったと蹴飛し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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