精選版 日本国語大辞典 「立続」の意味・読み・例文・類語
たち‐つづ・く【立続】
[1] 〘自カ四〙
※宇津保(970‐999頃)吹上上「十人たちつづきつつ、ひとだまへにふたがりづつ参る」
② 立ち並ぶ。立ちつらなる。
③ 噂(うわさ)などが人の口にのぼり続ける。
[2] 〘自カ下二〙 ⇒たちつづける(立続)
たち‐つづ・ける【立続】
〘自カ下一〙 たちつづ・く 〘自カ下二〙
① (「たち」は接頭語) 続く。つらなる。
② 立ち並ぶ。また、つづいて立つ。
※俳諧・奥の細道(1693‐94頃)石の巻「人家地をあらそひて竈の煙立(タチ)つづけたり」
③ 噂(うわさ)などが人の口にのぼりつづける。
④ ずっと立っている。立ったまま時をすごす。
たて‐つづけ【立続】
〘名〙 (多く「に」を伴って、副詞的に用いる) すぐあとに続くこと。連続すること。続けざま。たちつづけ。たてつけ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報