稲田町(読み)いなだまち

日本歴史地名大系 「稲田町」の解説

稲田町
いなだまち

[現在地名]上越市稲田二―三丁目

鍋屋なべや町からせき(荒川)に架かる荒川あらかわ橋を渡った北国街道(奥州街道)に沿う。江戸初期には上稲田村内であったが、城下の口に当たって高田開府以後開けていった。安永九年(一七八〇)上稲田村役人から領奉行へ差出した書上(「頸城郡誌稿」所収)には「上稲田村御高辻之内稲田町由来之儀、(中略)稲田町之義者元禄一一年年之帳面有之、其節迄ハ上稲田村ニテ支配仕候様ニ相見申候。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android