神解(読み)かんとけ

精選版 日本国語大辞典 「神解」の意味・読み・例文・類語

かん‐とけ【神解】

〘名〙 (「かむとけ」と表記) =かみとけ(神解)
書紀(720)天智八年八月(北野本訓)「是の秋、藤原内大臣の家に霹礰(カムトケ)せり」
[語誌]「霹靂」は字音語ヘキレキとして用いられていくが、カムトケは中世以降の文献にはほとんど現われることがない。

かん‐とき【神解】

〘名〙 (「かむとき」とも表記) =かみとけ(神解)
※書紀(720)推古二六年八月(岩崎本訓)「時に人有りて曰く、霹靂(カムトキ)の木なり、伐る可からず、といふ」

かむ‐とき【神解】

かむ‐とけ【神解】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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